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Hitachi

日立ソリューションズ東日本

アピックヤマダ株式会社 様

工程管理・プロジェクト管理業務を効率化する
プロジェクト管理システム「SynViz S2」 

■ お客様インタビュー メニュー

アピックヤマダ株式会社 様

工程管理ツールとして表計算ソフトの人気には根強いものがある。専用の工程管理ツールへの切り替えが進まないという話もよく聞く。確かに計画を立てるには十分かもしれないが、その後が大きく異なる。計画が変更になると修正作業に手間がかかりタイムリーな共有が難しい場合もある。1つのファイルを複数人数で使うと、同時変更ができず最新の計画が分からないといったことも発生する。

そこで世界有数のモールディング装置メーカーであるアピックヤマダ株式会社様(以下 アピックヤマダ)の選んだのが日立ソリューションズ東日本の提供する工程管理・プロジェクト管理ツール『SynViz S2』であった。同社でもエクセルからの切り替えには、ツールの必要性や操作方法等の社内への説明に時間を要したが、若い社員からのボトムアップで『SynViz S2』が一気に浸透した。また、『SynViz S2』を業務に合わせられるよう自社開発し、より使いやすくしている。『SynViz S2』は、部門を越え全社へと活用が進んでいる。

導入のポイント

  • エクセルから専用の工程管理・プロジェクト管理パッケージへ移行
  • 選定理由はエクセルライクであること
  • エクセル文化が定着しており、当初は活用が進まなかった
  • 新人社員が『SynViz S2』の可能性に気づきグループ内で啓蒙する

導入の効果

  • 計画の更新が簡単でリアルタイムに共有できる
  • 表現力が優れ経営会議で評価される
  • 要員や設備の負荷がわかり、あらかじめ対処できる
  • 会社方針である内製強化を支援

お話を伺った方

■ 生産管理部 部長 和田 文忠 氏
■ 生産管理部 生産計画Gr グループリーダ 辰野 郁哉 氏
■ 生産管理部 生産計画グループ 安達 春彬 氏
■ 生産管理部 生産計画グループ 金型計画チーム 赤池 佳亮 氏

半導体市場は拡大を続けている。かつてPCやスマートフォンなど個人向けの電子機器向けが中心であったが、家電や車載製品への搭載が多くなり、さらにはデータセンターなど社会インフラ設備へと需要が広がっている。我々の生活や社会に不可欠なものとなり、半導体の安定供給は国家戦略にさえなっているほどだ。
半導体の製造工程は、ウエハーを処理する前工程、ウエハーからICチップとして切り出してパッケージングする後工程に分かれている。アピックヤマダ様は、後工程においてモールディング装置の世界トップレベルのメーカーである。
2019年、同社とヤマハ発動機株式会社、株式会社新川、株式会社PFAの4社が事業統合し、世界で初めてシームレスな半導体後工程を可能とした。

--「我々はヤマハ発動機株式会社を親会社とする持株会社、ヤマハロボティクスホールディングス株式会社に属しており、ヤマハ発動機を含む4社で半導体製造後工程の『ワンストップスマートソリューション』を提供しています。半導体業界における革命です」と、アピックヤマダ株式会社 生産管理部 部長 和田文忠氏 は強調する。

エクセルライクな操作性で『SynViz S2』

和田様
和田 氏

アピックヤマダが日立ソリューションズ東日本の提供する工程管理・プロジェクト管理ツール『SynViz S2』を導入したのは2018年10月のことである。
それまで工程管理には設計部門と生産部門、双方ともエクセルを利用しており、部門内で独自に計画作成と管理を行っていた。

--「エクセルで個別に管理していたことから、装置の設計から生産まで、一貫して確認するには時間と手間がかかっていました。いったん立てた計画に変更が生じても、変更情報をタイムリーに共有できないこともありました。そのため、情報の一元管理とタイムリーな共有のために専用パッケージを探すことにしました」と、和田氏はツール探しの背景を説明する。

エクセルは誰もが使えるOfficeソフトであり、使い慣れている。表計算機能としてはもちろん、多彩な機能を持っており、工程管理用のガントチャートもそれなりに作成することができる。
しかし、1つの工程に変更が生じても、全体の修正が自動的に反映されず部門内でエクセルファイルを管理すると、修正が次の工程の部門にタイムリーに伝わらない場合もある。また、エクセルでは各自の作業負荷がわからず、カンや経験に頼ることになる。採用に当たって同社では、スケジューラーからプロジェクト管理ツールまで、幅広いツールを検討した。

--「採用の決め手になったのは『SynViz S2』のエクセルライクな操作性です。これならスムーズに乗り換えることができるだろうと期待しました」と、『SynViz S2』採用の理由を和田氏は語る。

新人社員が『SynViz S2』を啓蒙

辰野様
辰野 氏

5ライセンスを採用し、社内で研修を開始した。講師となったのは同部 生産計画Gr グループリーダ 辰野郁哉 氏である。

--「『SynViz S2』の必要性やメリット、操作方法を教えるのですが、これがなかなかうまくいきませんでした」と、辰野氏は振り返る。

現場ではエクセルに大きな不満はなく、エクセルはそのまま業務に使われていった。ここに現れたのが研修を終えて、生産計画グループに配属されてきた新入社員の安達春彬 氏であった。安達氏もエクセルは知っていたが、エクセルを工程管理ツールとして使うという文化になじんでいなかった。
それどころか、配属されてすぐにエクセルの使い勝手の悪さに手を焼くことになる。そんな時に辰野氏から『SynViz S2』の存在を教えられ、これにするべきだと即断できた。

--「エクセルでは情報共有に限界があります。1つのファイルを皆で共有するため、誰かが使っていると修正できません。これを何とか改善したいと思っていました」と安達氏は訴える。

生産計画グループでは統一して『SynViz S2』にするべきと呼びかけて、まず安達氏自身が『SynViz S2』で計画を立案し、使い方をグループ内に啓蒙していった。また、『SynViz S2』を業務に合わせられるよう自社でAPI開発し、より使いやすくしている。

経営会議でわかりやすさを評価

安達様
安達 氏

--「加えてエクセルではセル単位での塗りつぶしになるので、ガントチャートの表現力に限界があります。『SynViz S2』の方が確実にわかりやすいガントチャートを作成できます。一目で負荷もわかります」
安達氏は対エクセルとの優位性を訴求する。この表現力が経営会議で認められた。

2019年に事業統合が発表され、グループ会社の役員が経営会議に参加することになり、エクセルによるガントチャートがわかりにくいとして指摘されていた。

--「そこで『SynViz S2』によるガントチャートを資料として提出すると、これはわかりやすいと評価されました。やはり専用ソフトですから、表現力がまったく異なります。これからは『SynViz S2』にして欲しいと指定されました」と、和田氏は苦笑いを見せる。

それからは安達氏が中心になって、既存のエクセルデータを『SynViz S2』へと変更させていった。

--「エクセルも『SynViz S2』も同じような操作性ですし、皆すぐに慣れることができました。日程をすぐに更新できるのが好評でした。生産計画グループ内だけではなく製造現場にも『SynViz S2』を印刷して降ろし、『SynViz S2』の活用を徹底しています」(安達氏)

負荷の見える化で内製化に対応

赤池様
赤池 氏

生産計画グループには装置チームのほかに金型計画チームもある。そのチームも『SynViz S2』を使用するようになった。

--「『SynViz S2』は負荷がわかりやすいところが便利です。要員や設備の2カ月先、3カ月先の負荷が一目でわかるので、あらかじめ対処しやすい」と金型計画チーム 赤池佳亮 氏は認める。
負荷を平準化するため、工場内での要員の配置変更などの対策が可能となった。

この負荷の見える化が、やはり経営会議で支持された。事業統合により新たな経営方針が示され、その1つに「生産・製造の内製化」があった。アピックヤマダ様では外注を活用することが多かったが、これを最小限に減らし、部品のレベルから内製化し、黒字体質にすることが打ち出された。

--「この経営会議でも『SynViz S2』は評価されました。数カ月先の負荷がわかるので、その対策をその場で了承をもらえるようになりました」と、和田氏は語る。
また、社員個々の負荷がわかるので、部下の管理・調整が楽になったとも語る。

--「負荷への対処はこれまで個人や現場の裁量にまかせていたところが多くあります。カンや経験に頼っていたのです。これが直前になってあわてることなく、事前に対応できるようになりました」(赤池氏)

部門内から全社へ

和田様

『SynViz S2』を使い込むうちに課題も見えてきた。

--「まずは生産管理システムとの連携です。同じ情報を生産管理システムと『SynViz S2』の両方に入力しています。このムダをなくしていこうと取り組んでいるところです」と安達氏は語る。

さらに、まだ『SynViz S2』を使用しているのは生産管理の部門内のみのため、他の部門との連携も推進しようとしている。

--「新たに5ライセンスを買い足して、社内での同時利用数を増やしました」と辰野氏は語る。

例えば、設計部門でも『SynViz S2』を利用することで、設計工程を生産管理部門から確認できる。設計工程に遅れがあっても、リアルタイムに情報が共有されるため、対応が可能となる。
営業担当も装置の製造スケジュールや進捗状況を確認して、お客様と商談ができる。現状の負荷はもちろん、数カ月先の負荷まで一目でわかるので、受注してからあわてることもない。

--「生産管理部門だけではなく、部門を越えて、全社で。さらにはグループ会社も視野に入れて『SynViz S2』活用していきたいと考えています」と、最後に和田氏が抱負を語った。

お客さまプロフィール

社名

アピックヤマダ株式会社

設立

1953年5月4日

本社

〒389-0898
長野県千曲市大字上徳間90番地

資本金

1億円

従業員数

413人

事業内容

半導体製造装置(モールディング装置、自動化機器)及び金型
並びに精密部品の設計・開発、製造、販売及びアフターサービス

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