当社では、経営理念のもと、加速する事業環境の変化に対応するため、2021年に「デジタル技術と課題解決力で最高の体験価値を生み出し、お客様や地域・社会のサステナビリティに貢献」というパーパスを定め、事業を展開してまいりました。具体的には、日立グループの一員として、将来にわたって人々が豊かに暮らすことができるサステナブルな社会の実現をめざし、法令遵守や高い倫理観に則った企業活動の実践はもとより、事業を通した社会課題の解決へも取り組んできました。さらに、気候変動をはじめとする地球規模の課題や社会課題は複雑さを増し、長期的な対応が不可欠との認識のもと、今般、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)への取り組みに着手しました。この活動は、SDGs等地球規模のサステナビリティに関する目標を念頭に、経営理念・パーパスや強み・ケイパビリティにもとづき、お客様・地域社会といったステークホルダーの課題へのお役立ちの観点から、最重要経営課題を特定し、新たな事業や活動を含め、その取り組みを質的に変革するものです。SDGs等地球規模の目標の達成に寄与するためには、お客様、パートナー、地域社会をはじめ、社員を含めたさまざまなステークホルダーとの協創が不可欠です。SXを通じて、地域社会やお客様の課題を捉え、データを活用した最先端の技術による価値の創造・提供を進めてまいります。
代表取締役 取締役社長 石井 武夫
サステナビリティ・トランスフォ—メーションへの取り組みは、営業・事業部門はもとより、法務・人事部門、ES向上部門、社会貢献推進部門、調達部門、品質保証部門、情報セキュリティ部門等すべての部署と社員が行っています。
サステナビリティへの取り組みの質的な変革は、経営戦略統括本部 経営企画本部が主管しています。
当社パーパス・経営理念で定めた志を、5Csを通じてDX・EXにて推進し、幅広いステークホルダーの皆様との協創により、持続可能な社会へ貢献します。
※EX:Employee Experience
※DX:Degital Transformation
※5Cs:仲間同士の協力(Co-Work)、上司と部下の協調(Connected Action)、組織と組織の協働(Cross-Departmental Collaboration)、他社との協業(Collaborative Partnering)、お客様との協創(Co-Creation)
2016年、日立はSDGsと事業が及ぼすリスクと機会の関係性について検討し、日立が主要な事業を通じてSDGsの達成に特に大きく貢献できる目標を5つ、企業活動全体を通じて貢献する目標として6つの計11の目標を日立のSDGs優先課題として特定しました。
2022年には、2024中期経営計画に基づき、これまでの優先課題11目標に、「目標10:人や国の不平等をなくそう」と「目標16:平和と公正をすべての人に」を新たに追加し、13の目標を日立のSDGs優先課題として定めました。 多岐にわたる事業分野をもつ日立は、特定した13の目標以外にも、SDGsの達成に幅広く貢献できると考えており、SDGsの17の目標すべての達成に向けて貢献していきます。
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