在庫管理・在庫削減なら「SynCAS PSI Visualizer」
【 需要予測と在庫可視化で効果倍増!在庫削減の基本ノート 】【 価格や見積もりについてのお問い合わせ 】
在庫の正確な状況が把握できない。株式会社デンソー(以下、デンソー)様のアフターマーケット部門はそのような課題を抱えていた。
営業部隊はバックオーダー(BO)を恐れ、過剰に在庫を持つ傾向がある。当然のことながら、在庫が多いと倉庫の賃借料や商品や材料を購入する際に発生する金利など様々な費用が余分にかかる。多すぎる在庫は、会社に損失を与えてしまうのだ。
そのような現状を改善するため、社内で新たな在庫管理チームが発足した。生産管理のメンバーと今回インタビューに答えてくださった鍋島氏が営業代表としてチームに入り、会社の長年の課題の解決に挑む。そこで最初に導入されたのが、日立ソリューションズ東日本が提供する「SynCAS PSI Visualizer」だ。導入後、様々な事実が浮かび上がり、社内の在庫改革はスピード感を持って進んでいった。
株式会社デンソー ソリューション営業グループ ソリューション営業企画室
SCM改革課 鍋島 俊也 氏
先進的な自動車技術を提供する、グローバルな自動車部品メーカーであるデンソー様。
カーメーカー・カーディーラー向けを基軸としているが、現在はそれ以外のエリアでも会社独自の技術を展開できないか模索している。
ハウスメーカーに向けて蓄電器に関する技術の提供や、タクシーや配車サービス向けのシステム構築などだ。カーメーカー向けにも、交通事故ゼロに向けて革新的なソフトやセンサーテクニカルの開発や、CO2削減、コネクテッドカーといったエリアにも進出している。
また、廃車の9割近くの部品は廃棄されてしまうのだが、それらをリサイクルできるようにすることで、循環型社会にも貢献していきたいと考えている。そんな世界を牽引するデンソー様においても、課題は存在する。その一つが、アフターマーケットにおける需給業務であった。
鍋島氏
--「アフターマーケットにおいては、販売会社の営業部門が手配業務を行っています。そのため、みんなバックオーダー(BO)が怖くて、つい在庫を貯めがちでした」と、株式会社デンソー ソリューション営業グループ ソリューション営業企画室 SCM改革課 鍋島 俊也 氏は話す。
鍋島氏はアフターマーケットに関する部署に所属しており、その業務改革のため「SynCAS PSI Visualizer」の導入を決行した。社内では輸入品の取り扱いが増えるにつれて、在庫に関する課題が持ち上がった。
営業にとってBOが発生し、飛行機で急遽部品を運ばなくてはならないといった状況になることは、なんとしても避けたい事態である。
そのため、生産管理のメンバーと営業代表として鍋島氏が加わった7~8人の混成チームが発足した。
チームの目標は、過剰な在庫を削減するとともに、営業部門にもそのノウハウを提供し、会社全体のレベルアップを図ること。国内のみならず、海外支社も含め営業全体のスキル向上を目的としている。
--「意識改革のため、まず必要だと思われたのが、現状を可視化するためのツールでした。以前は基幹システムで在庫量の確認などしていましたが、数字の羅列のため異常値が発生してもよくわからない。
また、品番別の目標在庫を昔ながらの手法で算出していましたが、エクセルでそれらを管理するのはとても大変で挫折してしまいました。グラフなどもエクセルで作成していましたが、作るのに1カ月近くかかってしまい、できた頃にはもう不要になっているということが多々ありました」
そこで見つけてきたのが、在庫管理・在庫削減ソリューション「SynCAS PSI Visualizer」だった。
グラフなどのデータ表示がわかりやすく、直感的に在庫の異常等を発見できる。本製品では実データを実際に「SynCAS PSI Visualizer」に投入し、現状の在庫状況を定量的に評価し、優先的に改善すべき課題を洗い出す在庫評価サービスを提供している。
このサービスを10カ月ほど試し、費用がリーズナブルだったこともあり、導入を決定した。
鍋島氏は「SynCAS PSI Visualizer」を導入して変わったこととして、3点を挙げている。
--「1つ目は、…… 【 この記事の全文を読むには以下のボタンをクリック 】
社名 |
株式会社デンソー |
---|---|
設立 |
1949年12月16日 |
本社 |
〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1 |
代表取締役社長 |
林 新之助 |
資本金 |
1,875億円 |
事業内容 |
自動車部品、システムの開発・製造・販売 |
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