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Hitachi

日立ソリューションズ東日本

太陽ファルマ株式会社 様

需要予測・需給計画ソリューション「Netstock IBP」

サプライチェーンの業務を一気通貫でカバーできるツールはないか?すでにエクセルによる手作業では限界に達しており、かといってERPモジュールを組み合わせるほどの規模ではない。スタッフによる経験やカンに頼っていた需要予測のままでは精度にも不安がある。
グローバルな総合化学メーカーの製薬企業である太陽ファルマ様は、このような課題を抱え、導入したのが日立ソリューションズ東日本の提供する需要予測・需給調整ソリューション『Netstock IBP』であった。『Netstock IBP』は、需要予測、出荷見込、販売計画、補充計画、生産・購買依頼の機能がコンパクトにまとまっており、食品・医薬製造業、アパレル製造販売業や輸出入商品販売業等を中心に導入が進んでいる。
太陽ファルマ様でも、需要予測の精度はもちろん、機能性とコストのバランスに優れているとして採用を決定した。エクセルライクの使いやすさ、2日間かけていた在庫の月次更新処理をわずか30分に短縮できたと高く評価されている。

導入のポイント

  • 世界トップシェアを持つ総合化学メーカー中核企業での導入実績
  • サプライチェーンに求められる需要予測から供給計画までワンストップでカバーが可能
  • 製薬企業で広く使われているERPに似た画面構成とエクセルライクな操作性・業務を『Netstock IBP』に合わせノンカスタマイズで導入

導入の効果

  • 2日間かけていた在庫の月次更新処理をわずか30分に短縮・経験とカンに頼っていた需要予測の透明性を実現
  • 担当者の需要(または販売)予測と業務負荷の効率化を実現
  • 経理部門へのデータ転送など社内でのデータ共有の促進を実現

お話を伺った方

太陽ファルマ株式会社様インタビュー

【写真左から】
サプライチェーンマネジメント部 部長 大友 明 氏
サプライチェーンマネジメント部 香川 真由 氏
サプライチェーンマネジメント部 課長 山口 大輝 氏

世界トップシェアを持つ化学系電子材料グループの中核企業

太陽ファルマ株式会社様インタビュー
大友 氏

ビジネスや日常生活に欠かせないスマートフォン、ノートパソコン、車載電子機器などのエレクトロニクス製品の主要部品「プリント基板」。このプリント基板の絶縁膜(インキ)として使われているのが太陽ホールディングス株式会社の「ソルダーレジスト」である。同社は1953年に創業し、電子機器の市場拡大に歩調を合わせて、企業とグループを成長させてきた。日本およびアジア圏を中心に製品を提供し、絶縁膜の分野で世界トップシェアであり、現在も成長中である。

--「当社 太陽ファルマ株式会社は2017年にグループ内の医薬品事業会社として設立されました。中外製薬の13ブランド40品目の譲渡を受け、製薬業界に参入しています」と太陽ファルマ株式会社 サプライチェーンマネジメント部 部長 大友 明 氏は説明する。

同社の社員は約100名。工場を持つことなく製造は国内外約40社の製造受託会社に委託している。
太陽ファルマも親会社である太陽ホールディングス同様に著しい成長を見せており、扱い品目も創業時から3割ほど増加した。

サプライチェーンのすべての業務をカバーするツールとは

太陽ファルマ株式会社様インタビュー
山口 氏

太陽ファルマでは、サプライチェーンの全工程を自社で管理しているが、工場も倉庫も自社では持っていない。薬の原材料(原薬)を購入して、委託先の工場へ引き渡し、完成した製品を倉庫に保管して、発注を受けてお客様に提供する。業務処理には創業当初からはエクセルを利用していたが、手作業での限界を感じシステム化に着手することになった。

--「医薬品は決して品切れしてはならないというミッションがあります。薬の欠品は社会問題にさえなりかねません。だからといって経営上、過剰在庫による廃棄も許されません。こうした状況もあり管理担当者の精神的なプレッシャーは大変なものがありました」と太陽ファルマ株式会社 サプライチェーンマネジメント部 課長 山口 大輝 氏は、システム化の難しさを語る。

これまでは担当者の経験と勘に頼りエクセルで作業をしていたが、人数も限られており、精度にも不安があった。そこで同社では、統計手法をベースに需要予測を支援してくれるツールを求めることにした。

世界標準に近い画面構成でエクセルライクな操作性

太陽ファルマ株式会社様インタビュー
香川 氏

プロジェクトチームでは主にWebを頼りに、国内で提供されているパッケージを調査した。候補となる製品やサービスの数は多く、生産管理までカバーする大規模なものもあれば、需要予測を可能とする専用ツールも提供されている。ERPのモジュールとして提供されている製品もある。
その中から採用されたのが日立ソリューションズ東日本の提供する需要予測・需給調整ソリューション『Netstock IBP』であった。

--「需要予測と供給計画ができれば十分で、生産管理までは不要でした。『Netstock IBP』はこのニーズにぴったりで、機能と価格のバランスが優れていました」と山口氏は採用の理由を語る。

--「私はエクセルを使っていたのですが、操作性が同じなのでまったく抵抗がありませんでした。これなら使いやすいと思いました」と、日々の業務で『Netstock IBP』を使用している太陽ファルマ株式会社 サプライチェーンマネジメント部 香川 真由 氏も印象を語る。

業務手順を『Netstock IBP』に合わせノンカスタマイズ

太陽ファルマ株式会社様インタビュー

2019年秋ごろから調査を開始し、いくつかの候補の中から『Netstock IBP』に決定。2021年4月から10月までトレーニングを展開。併用期間を終了し、2022年4月から『Netstock IBP』のみの単独稼働に踏み切った。コロナ禍の中での導入であったため、なかなかスケジュールどおりには進まなかった。

--「トレーニングは半年間、SEの方に月2回ほど指導していただきました。多い時はほぼ毎週のように実施してもらいました。その他、不明点があればその都度質問して回答していただいていました。大変手厚いサポートでありがたく思っています」(香川氏)
また、同社では一貫してノンカスタマイズを目指した。

--「方針として打ち出したのはノンカスタマイズでの導入です。幸い当社は創業したばかりで固執するほどの業務手順もありませんでした。業務をパッケージに合わせることで導入を進めていきました」(大友氏)

発注の透明性と大幅な業務効率化を実現

太陽ファルマ株式会社様インタビュー

利用者は需要予測担当者2名、供給計画担当者が5名となっている。それまで、原薬の発注数量は、経理部門の担当が過去の数値から予想するという曖昧な方法をとっていたが、『Netstock IBP』によって発注数量の根拠を説明できるようになった。

--「3カ月分ぐらいあればいいというような予想で、原薬の発注や、生産を依頼していました。『Netstock IBP』の統計学的な計算による算出で、透明性が上がり、社内でデータ共有ができるようになりました。担当者もストレスから解放されています」と山口氏は効果を語る。

--「大幅な効率化も実現しています。2日間かけていた月次の在庫更新処理がわずか30分で終わるようになりました。複雑だった毎月の在庫確保の作業が驚くほど楽になり、業務負荷から解放されました」と香川氏は効率化の効果を訴える。

--「創業当時から製品は3割ほど増加していますが、担当者は増えていません。手順が標準化されたことから、入社間もない担当者でも業務を回すことができるようになっています」と大友氏も補足する。

システム連携やシミュレーションへの活用へ

太陽ファルマ株式会社様インタビュー

導入前は発注や在庫等のデータをエクセルで加工して経理に提出していたが、これらの機能が『Netstock IBP』に搭載されていることから、経理データをエクスポートして渡せるようになった。

--「私の知らない機能もまだまだ多くあると思うので、機能を知って更に使いこなしていきたいと思います。そのために、日立ソリューションズ東日本にサポートしていただければと思っています」と香川氏は日立ソリューションズ東日本に要望している。

--「シミュレーション環境も欲しい。シミュレーションを本番環境で行うのはさすがに抵抗があります」と大友氏はリクエストする。以前使っていたシステムにはシミュレーション環境があって、例えばリードタイムが倍になったらどうなるのか、備蓄計画を変えたらどうなるのかなどのシミュレーションが自由にできた。
同じ機能を『Netstock IBP』にも求めている。

お客さまプロフィール

社名

太陽ファルマ株式会社

設立

2017(平成29)年8月2日

本社

〒100-0005
東京都千代田区丸の内一丁目6番5号

資本金

4億5,000万円

事業内容

医療用医薬品の製造販売
医療用医薬品の開発

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