経営と業務の改善「データ分析・利活用基盤ソリューション」
BIや統計分析は、データウェアハウスのフロントエンド・活用レイヤーです。蓄積・統合されたデータを可視化・分析し課題解決に役立てます。
BIツールは、データ活用をローコード(ノーコード)で活用するためのツールの総称でもありますが、特にその中でも、帳票やレポート、ダッシュボードなどの可視化に使われるものを指すのが一般的です。また、統計分析ツールは、統計量の算出を伴う統計解析、機械学習による予測モデルの構築など、データサイエンティストが必要とする機能を提供するツールです。
例えば、製造業では以下のようなデータ活用が考えられます。
目的 |
製品の歩留まり改善のため、不良品・検査落ちとなる要因を把握したい |
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方法 |
製造工程での圧力と温度を測定し、検査工程での品質(検査測定値)を、決定木で分析する |
結果 |
不良品となりやすい特定の圧力・温度のグループが特定される |
改善応用 |
特定された圧力・温度のグループが生じないよう、製造装置のパラメータを制御し、不良品発生を防止する |
BIは、データの値自体はそのままに、様々な形でビジュアル化し、見ることによって気づきを得る方法に使用できます。
統計分析は、本来は目で直接見ることができないデータ中の関連や因果をモデル化・見える化したり、過去の実績値としては存在しないパターンや将来における予測値・推定値を得ることに活用できます。
また、統計分析で得た新たな知見(予測値、推定値)をBIを使用して組織のより多くのユーザに共有することも可能です。
uniSQUARE BAは、IBM Cognos Analytics with WatsonのOEM製品で、これまで鍛え続けたエンタープライズBI機能に、次世代型セルフサービス分析機能が統合されました。データの準備、分析、およびレポート作成を加速する AI活用のセルフサービス機能をユーザーが使用できるようにするビジネス・インテリジェンス・ソリューションです。
uniSQUARE MLは、IBM SPSS ModelerのOEM製品であり、統計・機械学習による予測モデル構築のためのワークベンチ(作業台)です。
「パターン発見/予測/分類」に使用できる様々な統計・機械学習のアルゴリズムが提供されるだけでなく、作業の70%以上を占めるといわれる煩雑なデータ準備作業を含め、高い作業効率を提供します。