「scSQUARE ISP」の主な機能一覧

シナリオ管理機能

scSQUARE ISPでは、シナリオとして複数の計画データを持つことができます。シナリオ一覧画面より、参照、編集したいシナリオを選択することができます。

MRP機能

需要計画に対して不足分の供給計画および構成品目の従属所要を新規に生成する機能です。また、親品目から子品目、購入品までの構成品目すべての紐付けを管理することができます。 生成した供給計画において、リソースへの山積、平準化処理も同時に行います。

平準化機能

MRP(供給計画立案)で「山積」した作業をリソースの能力やスケジュールを考慮して、計画順を並び替えたり、複数リソースに均等に割り付けたりすることができます。山積み方向はフォワードとバックワードの2種類から選択できます。

自動スケジューリング

豊富なスケジューリングモデルと制約条件モデルをもとに自動スケジューリングを実現し、計画立案業務の負荷を大幅削減します。

スケジューリングモデル

【 スケジューリング方向 】

スケジューリング方向として、① FW：フォワード、② BW：バックワードのいずれかをを設定することが可能です。

【 ディスパッチングルール 】

スケジューリング時にどの製造計画から優先的に割り付けるかを決めます。ディスパッチングルールから適用するものを選びます。
複数のルールを組み合わせることも可能です。

【 設備選択ルール 】

複数の生産可能設備から割当先を選択するために設備選択ルールを用います。

制約条件モデル

製造工程において不可欠な制約条件を、品目に対して実行レベルに合わせ柔軟に対応します。

【 段取制約 】

製造過程で発生する段取作業を品目間、特定作業の前後に対し、段取時間を発生させます。

【 工程間オーバーラップ制約 】

前後工程の一部を重ね合せて割り付け(一部並行生産)を行ったり、一定間隔を空けて割付をするオーバーラップ制約を考慮することができます。

【 リソース間制約 】

前工程を特定のリソース(設備)に割付した際、次工程のリソース(設備)が限定されるような場合、リソース間制約を設定します。

【 不稼働またがり 】

作業を不稼働時間にまたいで割付るか、またがずに割付るかを設定します。

【 シフトまたがり 】

作業をシフトをまたいで割付るか、またがずに割付るかを設定します。

【 サブリソース制約 】

サブリソースが必要な作業に対して、サブリソースを考慮したスケジュールをすることができます。
特定の主リソースに割付した際、選択可能な副リソースを制限する設定も可能です。

計画調整機能

各種画面でインタラクティブに計画を調整することができます。

供給リソース別負荷山積みグラフによる負荷調整(日程調整、供給リソース振替)

• 自動立案結果(負荷山積み・山崩し結果)に対し、アラートを確認しながら、マウス操作で負荷の移動(日程調整、リソース振替)を行います。

供給リソース別負荷山積みグラフによる能力調整(リソース／日別稼働時間調整)

• 負荷状況に応じて、【稼働シフト(時短シフト／残業シフト)の調整】【工場・リソースカレンダ(休出⇔稼働日)調整】などを行います。

製造リソース別ガントチャートによる作業調整(日程調整、製造代替リソース振替)

• 自動立案の結果に対し、製造条件や製造現場の進捗状況、現場都合を確認しながら、マウス操作による微調整を行い、計画担当者および現場の意思も入れた実行可能なスケジュールを策定します。

製造リソース別ガントチャートによる設備メンテナンス・休止時間帯追加(作業割当不可時間帯の挿入)

• 急な設備の故障やトラブルによる休止、メンテナンス時間をガントチャート画面から任意に挿入が可能です。
  これにより、即座に設備が使えない時間帯を加味した生産スケジュールを再立案することができます。

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