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Hitachi

日立ソリューションズ東日本

製品開発・設計日程管理

製品開発における「日程管理」のよくある
4つの課題

製品開発の日程管理では、下記の図のように、さまざまな課題が発生します。その結果、製品開発の進捗状況の取りまとめに時間がかかります。工程管理も人海戦術となり、効率の悪化を招いてしまいます。

  • 課題1
    大日程や部門で管理している中日程などの各日程表の整合性をあわせるのが大変

    大日程や各部門の中日程はそれぞれ別のツールや表計算ソフトなどで作成・管理されており、日程変更があった場合には各日程表への反映を行い関係者へ連絡する必要があります。しかし、非常に煩雑で手間がかかり、転機ミスや連絡漏れが発生することが多々発生します。

  • 課題2
    各プロジェクトの進捗状況や詳細状況が簡単に把握するのが困難

    各部門の日程表に登録した進捗を大日程へ反映するにはタイムラグがあり、タイムリーに進捗状況が把握することが困難です。加えて、日程表で遅れを見つけても、具体的にどこの工程で問題が起きているのか、正しく成果物がつくられているのか把握するには手間がかかります。

  • 課題3
    担当者の負荷が把握できず、適切な作業計画が立てることができていない

    担当者は複数のプロジェクトにまたがって様々な作業を抱えています。その状況を把握せず、作業を割り当ててしまうと、遅延につながってしまいます。特に計画の変更にはリソースの状況把握は必要不可欠ですが、プロジェクトを跨ると非常に困難になります。

  • 課題4
    レビューや検査部門などの特定の工程・部門の日程調整が大変

    レビューや検査などは上位職や有識者、品質保証部門など多くのプロジェクトに関わる人が参加します。そのため、実施時期が集中すると、スケジュール調整が大変だったり、準備の負担が高く、リスケジュールになることが少なくありません。その影響で遅延が発生することにもなります。

具体的にどうするべきか?その解決策は?

では、製品開発の日程管理の課題をどう解決すべきでしょうか?その解決策の1つにSynViz S2があります。SynVizS2では、下図のように、複数の製品開発工程を横串で見える化し、集約された工程情報を分析・可視化することで、工程の最新状況がすぐに共有可能になります。

それではSynViz S2を活用してどのように4つの課題を解決するのか、なぜ解決できるのか、その理由をご紹介しましょう。

「課題1:大日程や部門で管理している中日程などの各日程表の整合性をあわせるのが大変」を解決できる理由

SynViz S2には、他部署との日程調整・整合性確認を容易にする仕組みが、2つ用意されています。1つは「ガントチャートの多段表示」です。自部門の日程に対して、大日程や関連部署の日程を1画面で同時に表示できます。時間軸を合わせて表示されますので、整合性確認が用意です。もう1つは「シャドウ機能」です。自部門の日程に関連する大日程・関連部門の日程の工程の「コピー(シャドウ)」を、自部門のガントチャートに貼り付けておくことで、日程が変更された場合、貼り付けた「シャドウ」が自動的に反映されますので、日程変更をすぐにキャッチアップできます。

「課題2:各プロジェクトの進捗状況や詳細状況が簡単に把握するのが困難」を解決できる理由

SynViz S2には、 複数のプロジェクトを一覧形式で表示するプログラムチャート機能があり、全体の作業日程状況を把握することが可能です。気になる案件は、そこから各詳細作業の進捗や作業成果物の内容を確認することができます。これにより、具体的にどこで問題が発生しており、成果物の作成状況も簡単に把握することができます。また、各プロジェクトの部門日程に進捗を登録することで、リアルタイムでプログラムチャートへ進捗が反映され、タイムリーに進捗状況を把握することも可能です。

「課題3:担当者の負荷が把握できず、適切な作業計画が立てることができていない」を解決できる理由

SynViz S2には、要員の負荷の大きさをグラフィカルに表示する「リソースグラフ」機能があります。棒グラフで示され負荷が容量をオーバーしているか、余力があるかを判断できます。オーバーしている場合は手当てしなければなりませんし、余力がある場合は、新たなタスクを割り当てることができます。また、そのプロジェクトの負荷だけではなく、別プロジェクトの負荷も表示されるので、その担当者の実際の負荷状況を把握することができます。また、その負荷が実際にどのプロジェクトの負荷なのかも、「リソースグラフ」から簡単に確認することも可能です。

「課題4:他部署の日程の整合性確認が大変」を解決できる理由

SynViz S2には、軸の違う日程表を複数作成できる仕組みがあります。例えば、「全てのプロジェクトから特定条件の作業を抽出する事で、利用目的にあった日程表を作成」するなどです。上図では、複数の製品開発プロジェクトの中から、「設計」という工程のみを抽出し、その設計に特化した工程表を作成することができます。同様にデザインレビューや検査工程などで絞り込むことで、重要工程の輻輳状況を把握し、実施タイミングの調整を容易に行うことが可能です。

SynVizS2の特長がよくわかる概要資料

ガントチャートの表現力、テンプレートからの日程作成、負荷山積による日程調整、実績入力、進捗確認・管理など、16の特長について、画面サンプルを交えながら詳しくご紹介しています。

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