2023年2月22日
株式会社日立ソリューションズ東日本
サプライチェーン計画領域のDXを促進する「scSQUARE ISP」の提供を開始
-需要と供給の変動によるサプライチェーン計画への影響を可視化・シミュレートし先手の問題解決を実現-
株式会社日立ソリューションズ東日本(本社:宮城県仙台市、取締役社長:小玉 陽一郎)は、需要と供給の変動によるサプライチェーン計画への影響を可視化・シミュレートし、先手の問題解決を支援する“統合供給計画ソリューション「scSQUARE ISP(エスシースクエア アイエスピー)」”(ISP:Integrated Supply Plan)の提供を開始しました。
世界的に多発している自然災害や新型コロナウイルスの影響による世界規模での経済成長の鈍化、エネルギーや資材の価格高騰、サプライチェーンの分断など、製造業を取り巻く環境は厳しさを増しています。
その厳しい状況を乗り越える戦略として多くの企業においてサプライチェーンの再構築と強靭化を目指しDXを推進していますが、長年培ったレガシーシステムからの移行・システム統合・データ活用のプロセスなど、課題が多く難航しているのが現状です。
当社は、設立以来、サプライチェーンマネジメント(SCM)関連のソリューションビジネスを展開し、サプライチェーン計画の領域では当社の生産計画システム「SynPIX」や生産スケジューラ「SynPLA」を様々な業種の企業に導入してまいりました。
この度、これまでにSCM関連のソリューションビジネスで培ったノウハウの集約と顧客のDX促進の支援を目的として、従来の「SynPIX」、「SynPLA」を統合した新製品「scSQUARE ISP」の提供を開始しました。
図.scSQUARE ISPの概要
「scSQUARE ISP」は、需要・供給の変動による計画への影響を可視化とシミュレートにより、問題の発見から是正結果の確認までをサポートし問題解決のPDCAを実現可能とする統合供給計画システムです。
BOP(Bill of Process)を中心とした基本マスタをもとに計画に関するすべての情報を同期させ、基準日程計画から調達計画、製造計画までをワンパッケージでサポートします。
また、Web APIにより外部システムとの連携が可能になるため、計画担当者のニーズや運用レベルに合わせて、外部の実用的なスケジューリングロジックや制約条件などを柔軟に組み合わせた機能やサービスの提供が可能です。
「scSQUARE ISP」は、生産計画・スケジューリングの得意領域を核としつつ、業務に必要なサービスを選択し組み合わせてシステムを構築できるほか、他のシステムとデータ連携できる柔軟性を備えています。そのため、実際の業務にマッチしたシステム構築が可能になり、段階的なシステム化や戦略的なデータの利活用が可能になります。「scSQUARE ISP」の特長は以下のとおりです。
● 供給計画業務を統合し迅速な意思決定を支援する「scSQUARE ISP」
URL:https://www.hitachi-solutions-east.co.jp/products/scsquare_isp/
2023年3月23日(木) 15:00から、「scSQUARE ISP」のWebセミナーを開催します。
「scSQUARE ISP」の特長や機能の紹介ほか、具体的な業務シナリオに沿ったサプライチェーン供給計画業務の改善方法をご紹介します。
また、第二部では、「scSQUARE ISP」とIoTデータ分析ソリューション「WellLine」を連携した稼働改善の事例をご紹介します。
株式会社日立ソリューションズ東日本 営業本部[担当:鈴木、新関]
E-mail:hse-info@hitachi-solutions.com
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