ニュースリリース2011年

2011年9月1日
株式会社日立東日本ソリューションズ

日立東日本ソリューションズ、
金融機関の融資業務向け
『契約書作成支援システム』の提供を開始
＝融資業務の精度向上と効率化による円滑な契約
手続きを実現＝

　株式会社日立東日本ソリューションズ（本社：宮城県仙台市、代表取締役社長：菱沼茂樹）は、金融機関の融資業務向けに、これまでリリースした｢融資審査支援｣や｢信用リスク管理支援｣等の融資業務関連のソリューションに加え、契約書作成にかかる労力や手作業によるミスを軽減し、融資業務の精度向上と効率化を支援する『契約書作成支援システム』の提供を開始しました。

　金融機関の基幹業務である融資業務では、営業店窓口での融資取引契約内容のお客様へのご説明、および事務手続きを実施しております。この手続きには契約種別や商品内容により様々な種類の契約書類の徴求が必要となり、各書類への記載項目も多岐にわたり、これら増え続ける作業負荷の軽減や作業精度の向上は、どの金融機関にとっても大きな課題となっています。しかし、これまでの金融機関におけるシステム化は業務の基幹部分に重点がおかれており、契約に関連する書類作成はその殆どが手作業となっているのが現状です。
また、コンプライアンスや内部統制といった観点からも、『正確な書式管理・書類選択』『契約内容の改ざん防止』など、事務手続きで発生するリスク回避への対応は必要不可欠になっています。

　こうした背景のもと、日立東日本ソリューションズでは、多くの金融機関に対し融資審査支援やリスク管理システム構築と、そのコンサルティングで培ったノウハウを活かし、『契約書作成支援システム』を開発致しました。『契約書作成支援システム』を利用することで、融資稟議など既存の基幹業務システムとの情報連携により、契約に必要な書類を印刷発行できるため、手入力による入力ミスや作業負荷の軽減が可能となり、更なる業務効率化を実現できます。また、融資の契約内容に応じた必要作成書類の一覧表示からの一括印刷やお客様へお渡しする必要書類のリスト、金融機関の担当者用チェックリストの印刷が可能なため、お客様への書類提供の効率化と同時に、書類の作成漏れやミスを防止し円滑な契約手続きを実現します。本システム導入にあたり、約４割の業務効率向上を想定しています。

　当社は、『契約書作成支援システム』の提供を皮切りに、これまで自社パッケージ製品『融資審査支援（Credit-Navi）システム』などの適用実績で培った豊富な融資業務関連のノウハウを加味した新たなパッケージを開発し、金融機関の融資業務を中心とした更なる業務効率化による業務改革ソリューションを提供していきます。

　なお、『契約書作成支援システム』の販売計画としては、先行して金融機関の融資業務に向けて拡販を開始し、順次、適用業種・業務を拡大しながら、３年間累計で約１５～２０顧客への展開（関連する周辺システムを含む）を目指します。

『契約書作成支援システム』システム運用イメージ

『契約書作成支援システム』の主な機能一覧

『契約書作成支援システム』製品紹介ページ

• http://www.hitachi-to.co.jp/ products/contract/

製品に関するお問い合わせ先

(株)日立東日本ソリューションズ 金融ソリューション本部 担当：鈴木
〒980-0014 仙台市青葉区本町2-16-10

報道機関お問い合わせ先

(株)日立東日本ソリューションズ 事業企画開発本部 広報担当：村上仁、小野さおり
〒980-0014 仙台市青葉区本町2-16-10
TEL：022(266)2170
【ホームページ】https://www.hitachi-solutions-east.co.jp/

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