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日立ソリューションズ東日本

第3回 システム開発の生産性向上方法
「画面設計・データベース設計など基本設計を効率的に進めるには?」

デジタル化と業務効率化プラットフォーム「AppSQUARE」

システムの構成や仕様、機能などの概要をまとめ、基本的な設計を行う「基本設計」。
お客様に「システムの仕様」を確認・判断していただく重要な工程となります。
この基本設計の段階では、画面設計担当者、データベース設計担当者、アプリケーション開発担当者がそれぞれ連携を密にしながらシステムの設計を進めていく必要があり、効率的に作業を進めるのが難しい工程です。

そこで、今回のコラムでは、システム開発の基本設計に焦点を当て、生産性を向上させる方法をご紹介します。

システム開発の基本設計によくある4つの課題

システム開発の基本設計によくある課題として、主に下記の4つが挙げられます。

基本設計によくある課題その1「画面の詳細な仕様が固まらない」

基本設計の業務の1つに画面設計があります。画面設計では、詳細項目の確定、項目の位置、画面遷移などを設計し仕様として固めていきます。

この画面設計の段階では、エクセルやパワーポイントなどで画面のイメージを作成し、お客様に確認していただきます。しかし、エクセルやパワーポイントでは、画面の細かな部分が記載できません。
画面のイメージは記載できても、「動作」までは記載できないのです。時間がないからといって、そのまま次工程に進んでしまうと、後から使い勝手が違うといわれ、手戻りが発生してしまいがちです。

基本設計によくある課題その2「データ項目が定まらない、データベース設計が収束しない」

全ての業務システムにはデータベース設計が必須です。通常は、データベース専門のSEが担当し、様々なプロジェクトを掛け持ちしています。

データベース設計は画面設計とも関連することが多く、画面設計担当者との情報共有が必須です。しかし、画面項目が決まらないといった理由でなかなかデータベース設計が完了しないといったケースも発生しがちではないでしょうか。

基本設計によくある課題その3「新たにマスタ連携等の外部プログラムの開発が必要になった」

基本設計時、要件定義時に無かったマスタ連携や外部システム連携が必要になることがあります。
こういったことを実現するには、外部プログラム(連携用のプログラム)を開発しなければなりませんが、再度要件を整理して設計をして、という事を連携するシステムごとに個別に行っていると、基本設計の工数が膨れ上がり、納期にも影響することがあります。

基本設計によくある課題その4「業務フロー要件と文書管理要件の統合に一苦労」

業務プロセスを整理するためのワークフロー設計と、業務文書の管理方式設計は、別々に行っていることが多いのではないでしょうか。
しかし、実際の業務では業務プロセスと文書は密接に関係するものです。別々の製品等で実現した場合、ワークフロー管理システムと文書管理システムとを連携させるには、連携させるための追加設計工数がかかります。

さらに、業務ごとに成果物を個別に管理したい場合や、成果物ごとにバージョンを管理したい場合など、色々な管理方法が存在するため、連携が複雑化しがちです。この結果、基本設計の工数増加につながってしまいます。

システム開発の基本設計を効率化する「AppSQUARE」

このようなシステム開発の基本設計の効率を低下させる要因を解決するのが「AppSQUARE」です。「AppSQUARE」でなぜ解決できるのか、その詳細をご紹介しましょう。

基本設計を効率化できる理由1「画面の機能をデモンストレーションできる」

基本設計の段階で本物の画面を確認してもらえれば、これに勝る設計はありません。それが簡単にできるのが「AppSQUARE」です。

「AppSQUARE」にはフォーム画面とワークフローを簡単に開発できる仕組みがあります。このため基本設計の段階でモックアップとして開発しながら画面設計が実現できます。しかも、そのモックアップは実際に動作するので、画面遷移の仕組みまでご覧いただくことができます。

エクセルやパワーポイントでは表現できなかった「動作」の部分まで設計段階で確認いただけるので、設計の効率は格段に向上します。

基本設計を効率化できる理由2「データベース設計が不要」

「AppSQUARE」は、フォームを作成すると自動的にデータベースも作成されます。そのため、開発担当者はデータベースのことをまったく意識する必要がありません。画面設計担当者からすればデータベース設計が完了しているというイメージです。
さらに、活用できるデータベースが2種類あり、ご要望に合わせて選択できるため、基本設計の効率向上が可能です。

基本設計を効率化できる理由3「Web APIで基幹システムやSaaSと連携」

外部システムとの連携のために用意されているのが「AppSQUARE」のWeb APIです。
数百個に及ぶWeb APIを用意しており、最小限の作業で外部システムと柔軟に連携できます。多くの企業が取り入れているSaaSとの連携も可能です。

このため、外部システムと連携する場合は、個別に連携の仕様を固めるのではなく、「AppSQUARE」のWeb APIに合わせて連携の仕組みを開発するだけで済みます。ルールが決まっているため、仕様決めの工数が大幅に削減できます。

基本設計を効率化できる理由4「ワークフローと文書管理の両立」

文書管理も「AppSQUARE」の得意とするところ。業務処理の各ステップで発生したドキュメントを紐付けて管理することや、その版管理も可能です。蓄積されたドキュメントを自在に検索することもできます。文書管理のために機能を追加する必要もありませんし、専用の外部ツールと連携する煩雑さもなくなります。

システム開発の基本設計を効率化する「AppSQUARE」

このように、「AppSQUARE」を活用することで、システム開発の基本設計を効率よく進めることが可能となり、システム開発全体の生産性が向上します。「AppSQUARE」の詳細な資料については下記ページからダウンロードできます。是非、今後のシステム開発の生産性向上のためにご覧ください。

次回のコラム

第4回 システム開発の生産性向上方法「開発工程の効率化と仕様変更による手戻り工数を削減する方法とは」

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