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Hitachi

日立ソリューションズ東日本

製品概要

需要予測・需給計画ソリューション「Netstock IBP」

サプライチェーンマネジメント(SCM)の業務から見たNetstock IBPの役割

サプライチェーンマネジメント(SCM)の業務全容を下記のように定義した場合、Netstock IBPは青枠部分をサポートする製品です。営業部門や事業部門が過去実績や事業計画から販売見込を作成し、更に需要予測(統計予測)などを加味し出荷見込を作成します。現状の在庫状況から在庫補充(供給)計画を作成し、生産部門やサプライヤーへの生産、購買依頼の数値を作成します。このような作業を月次や週次のサイクルで作成、見直す業務をサポートします。

Netstock IBPの役割

※ P:Production(生産)/Purchase(調達)、S:Sales(販売)/Shipment(出荷)、I:Inventory(在庫)

Netstock IBPでできること

Netstock IBPでできること

需要計画

需要予測(統計予測)やキャンペーン情報などから出荷見込(販売計画)を作成します。計画のための軸や階層を自由に切り替えることができ、立場や目的に合わせて計画値の編集が可能です。

供給計画

供給ポリシー(最小生産数量や生産リードタイムなどの発注制約)をもとに、在庫補充量を算出します。需要計画同様にチャート・表形式での確認が可能です。

PSI監視

販売計画の進捗度合や前年在庫と当年在庫との対比など、チャート・表形式で増減や差を確認することができます。また、フィルタ機能により乖離が大きい製品だけの絞り込みも可能です。

コラボレーション

Web画面上で直接編集のほか、出荷見込み入力用エクセルシートで編集し、Netstock IBPに取り込むことが可能です。営業部門や販社にエクセルシートを配布して担当製品の計画値を分担して確認・調整する場合などに活用します。

分析

計画と実績などの差異を、ボックスと面積と色で表現し、影響度合いと差異のプラス/マイナスを可視化し、対策の範囲と優先順位を効率的に選択できます。

Netstock IBPの最大の特長は、自由自在な視点の切り替え

Netstock IBPの最大の特長は、利用するユーザの立場・役割に合わせた「自由自在な視点の切り替え」です。

計画を立案する際、立場や役割により、その対象とするデータの範囲が異なります。この時、自分の見たいデータが素早く準備出来、かつ、過去実績に加えて需要予測や在庫の状況が把握できれば調整作業に素早く取りかかれます。

これを実現するのがNetstock IBPの最大の特長である「PivotPlanning(ピボットプランニング)」です。

例えば、下図の「アパレルメーカー」の組織図の場合で説明しましょう。
販売本部では各販売地域毎の販売計画と実績の評価がミッションです。中国地域の予算に対する実績の進捗度合いを確認し、店舗毎に達成度に落ち込みが無いかなど「エリア・店舗別のデータ分析」を行います。
商品本部ではシャツやパンツなど商品分類別に販売進捗、在庫の過不足などを確認するため「商品ブランド・カテゴリ別のデータ分析」が必要になります。このように、立場や役割など、扱いたいデータの視点(計画軸)を切り替えて業務を実施することが出来ます。これにより、データの編集集計作業はNetstock IBPに任せて、販売計画や在庫補充計画業務に集中することができます。

「アパレルメーカー」の場合

階層構造の組み替えも自由自在

上記のアパレルメーカーのように、立場や役割などに合わせて、データ分析が実施できるのは、下図のように、自由自在な階層構造の組み替えが可能だからです。マウス操作だけで階層構造の切り替えや、計画軸の追加・削除、さらには対象とするフォルダーアイコンを移動するだけで、階層の順序の入れ替えが可能です。

自由自在な階層構造の組み替えが可能

指定したフォルダーのレベルの需要計画や供給計画を修正すると、下位の階層の数値は上位の階層に自動集計(数値の合算)され、上位の階層で編集すると下位の品目に自動按分(数値の分配)されます。

例えば、上図、中央のスリムTシャツの需要計画値を修正すると、下位の階層にある商品P0011とP0012の需要計画値は、過去の出荷実績の比率に基づき自動的に按分された数値が設定されます。

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