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Hitachi

日立ソリューションズ東日本

FAQ

データ整理のスタンダード「ecoMinder/FE」

目次

FAQ一覧

Question:質問

1.インストール後、画面が起動できません。

Answer:回答

  • サービス「ecoMinder/FE Service」が起動していることを確認してください。
  • 64ビット版OSに32ビット版ecoMinder/FEをインストールしていないことを確認してください。万が一インストールした場合、ecoMinder/FEをアンインストールしてください。

Question:質問

2.使えないボタンや、項目があるのですが、どうすれば使えますか?

Answer:回答

今後サポートを予定している項目のため現在は使用できません。

Question:質問

3.マルチユーザ/マルチセッション環境でも使用できますか?

Answer:回答

本製品は、設定情報をOSで1つの管理としており、シングルユーザ環境で動作します。Windows Terminal Serviceなどのマルチユーザ環境では動作いたしません。
また、リモート接続でのマルチセッション環境でも動作いたしません。ただし、上記環境であっても、本製品を1ユーザでしか利用しない場合は、動作いたします。

Question:質問

4.Windowsに詳しくないのですが、簡単な設定だけで使用できますか?

Answer:回答

本製品で最低限必要な設定は、「対象フォルダ」「保管フォルダ」「実行スケジュール」のみです。その他の項目は、デフォルト値を持っています。
また、実行は、「分析」と「峻別」の2つの動作を自動的に行います。

Question:質問

5.分析とは、何をしているのですか?

Answer:回答

「分析」は、対象フォルダ、保管フォルダに指定されたフォルダの内容をすべて参照し、ファイル名、日付情報、所有者情報、サイズ、を収集し、分析データベースへ書き込みます。
アクセス権のないフォルダやファイル、暗号化されたフォルダやファイルの情報は収集できません。

Question:質問

6.実行とは、何をしているのですか?

Answer:回答

「実行」は、分析と峻別の2つの動作を行います。また、実行後は、分析データベースは削除されます。シミュレーションや峻別には、分析データベースが必要です。

Question:質問

7.峻別でファイルを移動した際、ファイルやフォルダに設定しているアクセス権限はどうなりますか?

Answer:回答

保管フォルダへファイルを作成する際に、対象フォルダ側のファイルに設定されているアクセス権をコピーします。しかし、Active Directory環境とWorkgroup環境のでは、以下の違いが発生します。

●Active Directory環境
所有者:ファイルの所有者
アクセス権:正しくコピー

●Workgroup環境
所有者:サービス実行ユーザ、認証ユーザ
アクセス権:ローカルは、正しくコピー、リモートはコピーエラー(保管フォルダの継承のみ有効となります)

Question:質問

8.峻別でファイルを移動した際、ファイルの所有者はどうなりますか?

Answer:回答

Workgroup環境の場合、フォルダに別のサーバの共有フォルダを指定すると、所有者の取得ができません。この現象は、実行しているコンピュータと、ファイルを保持しているコンピュータが異なることで、Windowsの内部で持っているユーザ識別子が異なるためにおきる現象で、正常な動作です。この場合、本製品は、サービスを実行しているユーザもしくは認証ユーザの識別子を適用します。これによって、以下の影響が出ます。

  • 保管フォルダに移動するファイルに元の所有者が設定されない
  • レポート処理で、所有者別の情報が正しく反映されない
  • 復元処理(強制復元)で、元の場所へ戻したとき元の所有者にもどらない

Question:質問

9.分析やシミュレーションにはどれくらいの時間が必要ですか?

Answer:回答

分析や、シミュレーション処理に時間がかかる場合があります。分析は、対象フォルダや保管フォルダのすべてのファイル情報を取得するため、ファイル数が多くなると相当の時間がかかります。シミュレーションは、分析で作成された分析ファイルを読み込むので、ファイル数が多くなると相当の時間がかかります。
実行されるコンピュータのスペックにより、違いはありますが、以下を目安にしてください。

●524万ファイル存在した場合

分析:約316分(275ファイル/秒)
シミュレーション:約97分(900ファイル/秒)

Question:質問

10.強制復元とは何ですか?

Answer:回答

強制復元は、ファイルの移動方式で「ショートカットを作成し、移動」「移動のみ」の場合、有効になり、保管フォルダのファイルを対象フォルダに戻す機能です。
「ショートカットを作成し、移動」のときに、強制復元を行うと、ファイルの実体とショートカットが対になっている場合のみ、強制復元対象となります。
「移動のみ」のときに、強制復元を行うと、保管フィルダ側のすべてのファイルを対象フォルダに強制復元を行います。このとき、拡張子などの考慮はされません。

Question:質問

11.暗号化したファイルが移動されないのですが

Answer:回答

本製品は、「サービス」で実行されます。サービスで実行する場合、管理者権限を持ったユーザを指定いただいております。
暗号化されているファイルやフォルダは、暗号化した人しか「復号」「アクセス」できません。
以上のことにより、暗号化されているファイルやフォルダは、正しく処理することができません。

Question:質問

12.多階層のフォルダ構造の場合、移動されないフォルダやファイルがあるのですが

Answer:回答

本製品は、ファイルパスの長さについて、ファイル名も含めて「260バイト」の制限があります。
この長さは、対象フォルダや、保管フォルダに指定したパスの長さも含めた値です。
長さを超えている場合、正しく処理できません。

Question:質問

13.インストールが失敗します

Answer:回答

本製品をインストールする際、インストールの途中で、サービスを実行するための管理者権限ユーザの入力を求められます。
ドメインコントローラでセットアップを起動し、本指定を行っても、サービスが起動できない場合があり、インストールが完了しません。ドメインコントローラには、インストールしないでください。
また、「.NET Framework」が壊れている場合も、正しくインストールが完了しません。プログラムの追加と削除で、「.NET Framework」を修復して、再度インストールをお願いいたします。

Question:質問

14.サービスとしてログオンは、どのように指定するのですか

Answer:回答

「サービスとしてログオン」の権限付与はWindows XPの場合、以下の手順で行います。

  1. [スタート]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[ローカル セキュリティポリシー]を選択すると、「ローカル セキュリティ設定」が開きます。
  2. 左ペインから[セキュリティの設定]-[ローカルポリシー]-[ユーザー権利の割り当て]をクリックし、右ペインにポリシーを表示させます。
  3. [サービスとしてログオン]ポリシーをダブルクリックし、「サービスとしてログオンのプロパティ」画面を表示させます。
  4. [ユーザーまたはグループの追加]ボタンをクリックして、上記ユーザーを追加します。
  5. [OK]をクリックして、「ローカル セキュリティ設定」画面を閉じます。

Question:質問

15.プレインストールされた製品での注意事項は何ですか?

Answer:回答

本製品がサーバにプレインストールされて提供されている場合があります。
この場合、サービスの実行ユーザが「ローカルシステム」に設定されています。
「ローカルシステム」は、管理者権限を持ったユーザではありませんので、サービスの実行ユーザを変更する必要があります。
「ローカルシステム」のまま使用すると、保管フォルダにリモートフォルダを指定しても、認証が正しく行われないなどの制限が発生します。

Question:質問

16.配布システムを使って、クライアントコンピュータへの配布を考えています。問題はありますか?

Answer:回答

本製品は、インストール後設定が必要になります。設定の内容が同一の場合は、設定ファイルも配布することで、実行まで実現できますが、ほとんどの場合、クライアントコンピュータごとに、設定を変える必要があります。

例:対象フォルダ、保管フォルダ、認証情報

設定ファイルは、テキストベースではありません。
この場合、設定ファイルをクライアントコンピュータに合わせて自動作成するソリューションをご提供いたしますので、ご購入の販売店までご相談ください。尚、設定の内容によっては、ソリューションでも実現できない場合がありますのでご了承願います。

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