宮城県美術館は昭和56年11月開館しました。作品の収集は宮城県および東北地方にゆかりのあるものを中心に幅広くすすめられ、明治時代以降現代までの日本画、洋画、版画、彫刻、工芸などのほか、カンディンスキー、クレー、シーレなどの外国作品も収蔵されています。平成2年6月には本館西隣に佐藤忠良記念館がオープンしました。
また、美術館では常設展や特別展を見るだけでなく、作ることによって美術を体験することができます。創作室には絵画、版画の制作や、木、金属、土などを材料とした制作ができるような道具と、具体的なアドバイスを行うスタッフがおります。
さらに、映像特集や各種の公演会など実施することによって、美術とそれにかかわる幅広い表現領域にまでおよぶ創造的な体験の場として、地域に根ざした、開かれた美術館をめざしています。
高橋由一〈宮城県庁門前図〉1881
中村彝〈自画像〉1909頃(洲之内コレクション)
萬鉄五郎〈風景・春〉1912(洲之内コレクション)
岸田劉生〈真田久吉氏像〉1913
三岸好太郎〈オーケストラ〉1933
北川民次〈メキシコの戦後の図〉1938
松本竣介〈画家の像〉1941
鶴岡政男〈人間気化〉1953
瑛九〈影〉1958
中村宏〈階段にて〉1959-60
斎藤義重〈ペンチNo.103〉1967
吉原治良〈丸〉1971
李禹煥〈線より〉1980
荒川修作〈Within Verbing/Blank Body/By...〉1981
下村観山〈菊慈童〉1909
安田靫彦〈花の酔〉1912頃
竹下夢二〈ギヤマン問屋の夏〉1914(天江・島田コレクション)
富田渓仙〈蘭亭曲水〉
小林古径〈極楽之井〉
速水御舟〈寒鳩寒雀〉1927
小松均〈八瀬〉1928
平福百穂〈杜鵑夜〉1929
荘司福〈風化の棚〉1974
堀内正和〈のどちんことはなのあな〉1965
佐藤忠良〈若い女〉1971
ヴァシリー・カンディンスキー〈商人たちの到着〉1905
パウル・クレー〈橋の傍らの三軒の家〉1922
エゴン・シーレ〈黄色の女〉1914
彫刻家佐藤忠良氏から彫刻作品や素描、コレクションなどの寄贈を受けたのを機に、平成2年6月に新築オープンしました。わが国を代表する彫刻家佐藤忠良氏の作品を常時展示しています。
宮城県美術館が所蔵する佐藤忠良作品は、彫刻170点、素描386点、版画40点、油彩画5点。ほかに氏の収集した佐藤忠良コレクション27点があります。
開館時間
午前9時30分~午後5時
(展示室の最終入場は4時30分まで)
休館日
月曜日(ただし、祝祭日等にあたる場合は除く)
年末年始 12月28日~1月4日
このほか臨時に休館することがあります。
観覧料 常設展(佐藤忠良記念館を含む)
個人 |
団体(20名以上) |
|
---|---|---|
一般 |
300円 |
240円 |
高校・大学生 |
150円 |
120円 |
小・中学生 |
70円 |
60円 |
特別展
その都度決めます。
常設展無料観覧日
こどもの日(5月5日)
国際博物館の日(5月18日)
敬老の日(9月第3月曜日)
文化の日・開館記念日(11月3日)
創作室等の利用
創作室・造形遊戯室(幼児対象)・図書室・レストラン等は、開館時間内はいつでも利用できます。
県民ギャラリー使用料
1週間を単位とします。(使用予定日の1年前毎週火曜日午前9時から受付)
ギャラリー1室1日につき12,500円
観覧料の免除・減免について
小・中学生が教育課程に基づく学習活動として観覧する場合
身体障害者手帳または療育手帳保持者
仙台市営バス
仙台駅西口バスプール16番のりば 二高・宮城県美術館前下車
仙台駅西口バスプール9番のりば 国際センター西下車徒歩8分
宮城交通バス
川内亀岡行き 二高・宮城県美術館前下車
車 仙台駅から10分
駐車場 113台(無料)
宮城県美術館
〒980-0861 仙台市青葉区川内元支倉34-1
TEL 022-221-2111 FAX 022-221-2115
<オフィシャルホームページ>
http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/
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