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本間美術館

ごあんない

本間美術館

本間美術館は昭和22年、本間家より土地と建物を無償でお借りし、戦後全国に先駆けて私立美術館として活動を始めました。芸術文化の向上を目的として開館して以来、我が国の美術活動の発展のために多くの展覧会を企画・開催してきました。開館当初は、本間家に伝わる庄内藩酒井家・米沢藩上杉家など東北諸藩からの拝領品を中心に展示してまいりました。特に雛人形展では露天商が出るほどの賑わいを見せたといわれます。現在でも本間美術館の雛人形展は広く知られています。またその後も美術館活動を通じ、多くの篤志家から美術品などを御寄贈いただくとともに、購入などの収集活動も充実させてきました。
美術館の本館と庭園は、本間家四代光道が文化10年(1813)に港湾労働者(丁持)の冬期失業対策事業として築造された別荘です。鳥海山を借景とし、蓬莱島を中心とする廻遊式庭園は、東屋のそばに鶴が飛んできたことから、酒井侯から「鶴舞園」と名づけられました。建物は「清遠閣」、茶室は「六明廬」とよばれています。庭石は、北前船で酒田港に運ばれた珍石が多く、灯籠には小豆島の御影石を使用しています。
江戸時代には酒井侯が領内巡視の際度々御来臨され、明治以降は秩父の宮様、高松の宮様の皇室の方々や政府高官の方々が御宿泊され、大正14年には昭和天皇(皇太子時代)も御宿泊になり、「酒田の迎賓館」として利用されました。現在の新館の場所には、以前はテニスコートに利用され、宮様方がお遊びになられました。その後も子供たちの遊び場、市民の憩いの場として利用されましたが、昭和43年、創立20周年を記念して現在の新館が建築されました。鉄筋コンクリート2階建ての建物で、設計者は伊藤喜三郎氏。

鶴舞園と清遠閣
鶴舞園とよばれる本館の庭園は、江戸時代に最初の作庭が始まりました。廻遊式庭園といわれる様式で、池の周囲を散策しながら景観の変化を楽しむことができます。また四季を通しての、それぞれに美しい表情も見どころといえます。
本館の建物は清遠閣とよばれています。江戸時代に本間家の別荘として築造されて以来、「酒田の迎賓館」として利用されてきました。

庭園の地図

本間焼
昭和35年、当時の館長本間祐介が庭園の片隅に小さな窯を造り、お庭焼として楽焼を始めました。これが本間焼の始まりです。当時、祐介館長と一緒に造っていた池田退輔氏は、美術館の「長次郎」や「のんこう」といった名品に触れながら、独自の作品を造りあげるに至りました。退輔氏は陶工芸の大家である村瀬治兵衛、小山富士夫両氏の指導を受けながら本格的に楽焼の道に進み、陶工百人の中でも注目される一人に数えられるまでになりました。

ご利用案内

開館時間
4月~10月 午前9時~午後5時
11月~3月 午前9時~午後4時30分

休館日
12月~2月 月曜日(祝日の場合はその翌日)

入館料

個人

団体(20名以上)

大人

900円

810円

学生

400円

350円

小・中学生

無料

無料

  • * 特別企画展の場合入場料が異なる場合もあります。

交通案内

庄内空港から庄内交通バス酒田駅行き(40分)
終点庄内バスターミナル下車(徒歩1分)
JR酒田駅から徒歩5分

本間美術館の地図

お問合せ先

本間美術館
〒998-0024 山形県酒田市御成町7-7
TEL 0234-24-4311

<オフィシャルホームページ>
http://www.homma-museum.or.jp/

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