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石坂洋次郎文学記念館と石坂洋次郎

石坂洋次郎

横手は、作家石坂洋次郎のなりたちに、深いつながりを持つ町です。
大正15年、26歳で赴任した洋次郎が13年にわたり教育生活を送った横手は、「山と川のある町」など、多くの作品の舞台として、その文学をはぐくみ開花させただけでなく、人間洋次郎に大きな影響を与えることになりました。
その横手高校在勤中、「三田文学」に掲載された処女作「海をみに行く」が注目され、昭和八年、はじめての長編「若い人」が当時の文壇で絶賛され、作家石坂洋次郎の名前は、その新鮮な題材とみずみずしい文体とともに広く知られるようになりました。
その後次々と発表した作品が、若い世代に好評のうちに迎えられ、大衆に愛される作家としてその地位を不動のものにしました。
戦後まもなく発表された「青い山脈」は、新たな世界への期待を描いて、疲れ傷ついた人びとのこころを癒し、新生日本の代名詞にまでなりました。

「若い人」初版と「麦死なず」

多くの長編小説が繰り返し映画化、ドラマ化されたことでも、作品の時代をこえた人気のほどをうかがい知ることができます。
石坂はのちに自らの文学に決定的な影響をもたらしたのは「地方の小都市で中等教員を勤めた経歴である」と振りかえり、地方の生活により「わたしの文学が独善的な狭い象牙の塔にこもらず、大衆と同じ呼吸を営んでいるのだ」と述べている。14年間に及ぶ教師生活は石坂文学の替え難い土壌となったのです。
石坂洋次郎文学記念館は、ふるさと横手にゆかりの深い作家、石坂洋次郎の文学の業績をたたえるとともに、次代へ伝え、文化の振興をはかることを願って設立しました。

石坂洋次郎文学記念館

ご利用案内

開館時間
午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

休館日
月曜日(休日の時はその翌日)
祝日の翌日
年末年始

入館料

個人

団体

大人

100円

60円

小人

50円

20円

お問合せ先

石坂洋次郎記念館
〒013-0005 横手市幸町2-10
「幸町」バス停下車 横手市幸町郵便局向い
TEL 0182-33-5052

[石坂洋次郎文学記念館と石坂洋次郎]に記載の記事の著作権は、石坂洋次郎文学記念館に帰属します。

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