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仙台七夕まつり

仙台七夕まつり

東北4大祭りの一つに数えられる「七夕まつり」。8月6日からの3日間、仙台市内の目抜き通り、店という店の軒先には、飾り物を鈴なりにした笹竹が立てられます。色とりどりの豪華絢爛な飾り付けに加え、店先やウインドーには操り人形が並べられて見物客を誘います。この人形の多くは、郷土の伝説や偉人、また最近ではテレビ番組の人気キャラクターなどをからくり仕立てにしたもので、その出来栄え、趣向をお互いに競いあっています。
この七夕の笹飾りにはいろいろな意味や祈りが込められています。織女の織糸を象徴する吹流し、長寿を願う千羽鶴、学問への祈りを込める短冊、豊年豊漁を願う投網、倹約を養う巾着、身じまいを表現する屑籠を基本にして、宝船・薬玉など、手によりをかけ費用を惜しまぬ傾向が凝らされます。
飾りのコンクールが行われ、観光客誘致の性格を持ち始めた昨今では、飾り自体もますます豪華になり笹飾り1本数十万円というのも珍しくありません。また、期間中は動く七夕といったパレードや様々な催し物が行われるため、見物に訪れる観光客はわずか3日間で200万人を超えるといわれています。
7月7日の夜に、わし座の牽牛星と、こと座の織女星が出会う伝説は中国で生まれ、その成立は紀元前に遡ると伝えられます。この七夕伝説と中国の「乞功奠」という星祭りが一つになり、日本古来の個有信仰と融け合って、日本の七夕の風習は生まれたといわれます。仙台では、伊達政宗公が婦女子に奨励し、武家や商人町で飾られたのが始まり。冷害や飢餓に悩まされることが多かったので、田の神信仰とも結び付き、今日に至っているという説もあります。

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