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日立ソリューションズ東日本

青森ねぶた祭り

ねぶた祭り

青森の祭りの代表はなんといっても「ねぶた祭り」。東北の短い夏を彩るように、ラッセラーのかけ声にのって極彩色の武者絵が踊ります。高さ5m、幅9m、奥行き7mが一般的な大型ねぶたのサイズ。制作には2千万円ほどかかると言われ、5月上旬の小屋掛けから約3ヶ月ほどで完成しますが、構想や下絵、部分的な骨組みなどの制作期間も含めると1年近くかかるのが普通です。
ねぶたの後ろに付くハネトは、時に数千人にまで膨れ上り、かなり混雑することも。「ラッセ、ラッセ、ラッセ」のかけ声をかけあい、笛、太鼓、手振り鉦からなる囃子とともに、ハネトの興奮はピークに達します。
この祭りの由来については、様々な説があって定説はありません。有力な説としてあげられる一つが、津軽藩の始祖、津軽為信の重臣が青森ねぶたの原形を作ったという説。夏の暑気払いに、屋敷の近所を大灯籠を曳いて歩いたと伝えられています。ほかに、文禄2年(1593年)、藩祖為信公が京都滞在中に、孟蘭盆会で京都の人に見物させようと大灯籠を出したのが始まりという説もあります。また、七夕祭りにまつわる民俗行事「ねむり流し」との説もあります。
青森県には、藩政時代前から7月になると子供たちが竿に灯籠を吊して、村を練り歩く「ねむり流し」の民俗がありました。この時期にありがちな眠気を払う行事で、津軽弁で「眠い」のことを「ねんぷて」ということから、これが訛って「ねぷた」になったという説もあります。そして最も歴史ロマンを感じさせるのが「坂上田村麿」伝説。西暦800年代に、朝廷の命令に従わなかった奥州のエゾを征夷大将軍として討伐にやってきた坂上田村麿が、大きな灯籠を作り、笛や太鼓、鍬などを打ち鳴らしてエゾ(悪鬼)をおびき寄せ、たちまちのうちに捕らえたというものです。

ねぶた祭りプログラム

実施日

時間

行事内容

8月1日

18時~

前夜祭(青い海公園特設ステージ)

8月1日

19時~

浅虫温泉花火大会(浅虫海岸)

8月2日

19時10分~

大型・子供ねぶた合同運行

8月3日

19時10分~

大型・子供ねぶた合同運行

8月4日

19時10分~

大型ねぶた連合運行

8月5日

19時10分~

大型ねぶた連合運行

8月6日

19時10分~

大型ねぶた連合運行

8月7日

13時~

大型ねぶた運行

8月7日

19時~

青森花火大会・ねぶた海上運行(青森港)

ねぶた運行コースの地図

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