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火伏せの虎舞

火伏せの虎舞

加美町(旧中新田町)は、早春から初夏にかけて強風が吹き、火災に見舞われることが多かった。この厄災をのがれるため、稲荷明神の初午まつりに虎舞を奉納し、「雲は龍に従い、風は虎に従う」の故事にならって、虎の威を借りて風を鎮め、火難を防ごうとしたのが始まり。
今も昔ながらの町並みが残る中新田に650年前から伝わる伝統の火伏せ祈願の祭りで、宮城県内の火伏せ行事の中でも、勇壮な行事として有名。毎年4月29日には、小中学生の演じる虎が、3台の華やかに飾られた山車とともに町内を練り歩き、各家の防災と家内安全を祈願します。そして陽が西に傾く頃、身体いっぱいに風をはらんで町家の高屋根にのぼり、笛の音と勇壮な太鼓の囃子にのせてダイナミックな舞いを繰り広げ、祭りのクライマックスを迎えます。大勢の観客から、その虎舞に拍手が起こります。

[火伏せの虎舞]に掲載の記事の著作権は宮城県加美町に帰属します。

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