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信夫三山暁参り

信夫三山暁参り

福島市の中央にそびえる信夫山に鎮座する羽黒神社の祭礼で、毎月2月10日・11日行われます。江戸時代から三百有余年にわたり受け継がれた伝統あるこのお祭りは、大わらじの奉納で知られています。由来は、昔羽黒神社に仁王門があり、安置されていた仁王様の大きさにあった大わらじを作って奉納したのがはじまりだと言われています。
その後、伊勢参拝などの長旅に出かける人々から健脚、旅の安全などを祈って羽黒神社境内の足尾権現にわらじを奉納するようになり、戦後は、市内各地から無病息災・家内安全を願って羽黒神社へ毎年五つ位のわらじが奉納されていたと伝えられています。
しかし、戦後は、人手不足等の理由により羽黒神社に奉納するのは地元、御山地区の御山敬神会のみとなり、現在は同会が五穀豊穣、家内安全、身体強健などを願って毎年大わらじを制作しています。

信夫三山暁参り

福島わらじまつりは、この伝統ある暁参りから生誕した夏まつりで8月1日、2日に盛大に開催されており、東北5大夏まつりを目指しております。夏まつりは、夏のイベントとして昭和45年に福島市と福島商工会議所が中心となって福島市にふさわしい夏祭りとして取り入れたまつりです。実行委員長は、従来から福島市商店街連合会会長があたっています。まつりは、大わらじを先頭に、大小数十基の装飾わらじが沿道狭しとねりあるき、軽快なわらじ音頭(歌 舟木一夫)に合わせた流し踊りで盛り上がりを見せます。ここ数年では、若者向けに、熱狂的なピーチサンバもまつりに取り入れ、夏まつりとして盛り上がっています。夏のわらじまつりで使用された大わらじは羽黒神社に奉納され、冬の暁参りの大わらじ1基と合わせ常時3基が奉納されるのです。

[信夫三山暁参り]に掲載の記事の著作権は、御山敬神会事務所に帰属します。
掲載の記事は、信夫三山暁参りより転載。写真は福島県福島市提供。

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